「アロマテラピー」ってよく聞くけど、これってなんなの?
あれ?アロマセラピーだっけ?なんだかよくわからないなあ。
基礎的なことを知っておきたいなあ…。
という疑問にお応えします。
アロマ男子のたいが(@working_rev)です。
「アロマテラピー」ってよく聞くようになりましたよね。
でも、なんだかちょっと小難しそうな名前だし、とっつきにくい印象があるものですよね。
この記事ではアロマテラピーに興味をもった初心者の方に、アロマテラピーの基礎知識を「ふわっ」と理解してもらえるように書いています。
アロマテラピーに関する資格を取得するのであれば知っておいた方がいいこと、忘れてはならないことはたくさんあります。ですが、日々の生活にとり入れるのであれば小難しいことは抜きにして大丈夫。
ただ、アロマテラピーをとり入れた生活を楽しむためには、最低限知っておかなければならないこともあります。
この記事では、それらについて書いていきますね。
アロマテラピーについてふわっと理解できる
Contents
アロマテラピーの基礎知識【ふわっとした理解でOK】
まずはアロマテラピーの全体像を基礎知識として知っておきましょう。
アロマテラピーを一言で表すと「芳香療法」
アロマテラピーを一言で訳すと、「芳香療法」になります。
まず、アロマテラピーでは「エッセンシャルオイル(精油)」を使います。
アロマテラピーはエッセンシャルオイル(精油)を使って、こころやからだのトラブルを癒し健康や美容に役立てていく自然療法のことを指しています。
順番に説明するね
アロマテラピーを詳しく解説
たとえば、あなたにはこんな経験がありませんか?
街を歩いているときにふわっと花の香りが漂ってきて、なんとなく幸せな気分になったり、
お店の前を通り過ぎるとき、香辛料のピリッとした香りで食欲がそそられたり、
スーッとしたミントの香りでひんやりした感覚を味わったり。
これらはすべて香りがこころやからだに作用して起こったことです。
今書いたような香りの作用を、意図して利用するのがアロマテラピーです。
アロマテラピー?アロマセラピー?
こんな風に思ったことがあるかもしれません。
飛ばしちゃっても平気~!
「アロマテラピー」と「アロマセラピー」の違いを知っておきたいという方のために書いていきますね。
この違いについてですが…実は大きな違いはありません。
アロマテラピーと呼ばれることが多くなってはいますが、アロマセラピーと呼ぶ人もいるのが現状です。
仏語的な解釈だと「アロマテラピー」
英語的な解釈だと「アロマセラピー」になるとも言われています。
「アロマテラピー」という言葉は、アロマ(Aroma)とテラピー(Therapy)の造語です。
- アロマ = 芳香
- テラピー = 療法
これを合わせて「アロマテラピー」=「芳香療法」と呼ばれています。
- セラピー = 治療
セラピーは治療行為を指すこともありますが、現在の日本において、アロマテラピーは「治療行為」としては取り入れられておりません。
ちなみに、「アロマテラピー」は造語と先ほど書きましたが、誰が命名したのかというと…
20世紀のフランス人の化学者です。
日常生活でアロマテラピーを楽しむなら、人の名前を覚えておく必要はまずありません。
AEAJのアロマテラピー検定を受検する方はテキストに必ず出てきますよ。
テストにも頻出する人名ですので、もし「資格試験を受けてみようかな」と思っている方は抑えておくといいでしょう。
アロマテラピーでできること
アロマテラピーでできること
アロマテラピーはふだんの生活の中で健康や美容に役立てることができます。
アロマテラピーは植物の良いところを「これでもかっ!」と凝縮したエッセンシャルオイル(精油)を使う自然療法です。
こころやからだのトラブルを癒してくれます。
アロマテラピーとハーブ・漢方との違い
アロマテラピーはハーブや漢方ともよく混同されます。
アロマテラピーとハーブや漢方は似ているものではありますが、違います。
アロマテラピーは「エッセンシャルオイル(精油)」を使用します。
ハーブや漢方も同じ植物を利用する療法ではありますが、利用の仕方が違いますので、アロマテラピーと同じではないのです。
アロマテラピーでできないこと
アロマテラピーでできないことも知っておきましょう。
アロマテラピーは治療行為ではない
繰り返しになりますが、アロマテラピーは現在の日本においては治療行為ではありません。
海外、特にヨーロッパ・イギリスでは代替医療として取り入れられています。
アロマテラピーの生活へのとり入れ方
アロマテラピーを生活にとり入れるには3つの方法があります。
- 鼻から
- 肺から
- 皮膚から
香りを嗅いだり、肌に塗ったり…細かく分けるとさまざまありますが、まずはこの3つの分類でおさえておくといいでしょう。
肌に塗るときは、必ずキャリアオイルなどで薄めたものを使用してください。
アロマテラピーの良さはなにより「香り」です。
「香り」のとり入れ方について、こちらの記事で詳しく解説しています。

アロマテラピーで使うもの
アロマテラピーを生活にとり入れるには、いくつか用意するものがあります。
①エッセンシャルオイル(精油)
まず、必ず用意しなければならないもの。エッセンシャルオイル(精油)です。
他の道具は替えがききますが、エッセンシャルオイル(精油)だけは必ず用意しましょう。
エッセンシャルオイルには4つの特徴があります。
- 芳香性(強い香りがある)
- 揮発性(通常の温度でも液体が蒸発し、気体になりやすい)
- 親油性(油に溶けやすい)
- 脂溶性(水に溶けにくい)
- 引火性(火が移りやすい)
この5つの特徴をもっています。
エッセンシャルオイルを書き出すとキリがないので、まずは上記のエッセンシャルオイル(精油)の特徴だけここでは抑えておいてください。
その他、エッセンシャルオイル(精油)については、こちらの記事でまとめています。
エッセンシャルオイル(精油)ってなに?アロマオイルとの違いは?│詳しく解説
【アロマテラピー】香りの効果とメカニズム│心と身体に作用する3つのルート
エッセンシャルオイル(精油)の製造方法【3つある】│抽出の流れを知ればもっと身近に
エッセンシャルオイル(精油)の「香り」のタイプ【7つある】│特徴を知って合うものを見つけよう
②その他の道具
エッセンシャルオイル(精油)以外の道具については、それほど重要ではありません。
代替手段もさまざまあります。
アロマテラピーをより楽しむための道具には、こんなものがあります。
- アロマディフューザー
- アロマストーン
- 精製水
- キャリアオイル
などなどさまざまです。
オフィスと家ではアロマテラピーのできる環境にも違いがあるはずですので、そのときそのときのシチュエーションに合わせればいいですよ。
まとめ│アロマテラピーの基礎知識【ふわっとした理解でOK】
「アロマテラピーってなんなの?」という疑問を持つ方に向けて、アロマテラピーの基礎知識について書いてきました。
アロマテラピーの基本の考え方は「心身ともに健康になる」こと。
これがテーマです。
こころもからだも元気よく毎日を過ごすために、アロマテラピーは活用されています。
ちょっとでもアロマテラピーについて関心をもってもらえたらうれしいです。