エッセンシャルオイル(精油)の使いは、どんな方法があるの?
使い方のバリエーションを知りたいなあ。
という疑問にお応えします。
アロマ男子のたいが(@working_rev)です。
エッセンシャルオイル(精油)は日々の生活につかってナンボです。
いろんなシーンで使って気持ちよく過ごしたいですよね。
この記事ではエッセンシャルオイル(精油)の使い方についてまとめました。
エッセンシャルオイル(精油)の使い方のバリエーションがわかる
Contents
エッセンシャルオイル(精油)の使い方│基本をおさえておく
まずは、エッセンシャルオイル(精油)の基本的な使い方をおさえておきましょう。
- ティッシュペーパー・コットン
- マグカップ
- スチーム(蒸気欲)
- ディフューザー
- スプレー
- 掃除
- 湿布
- バス(お風呂)
- マッサージ
- クリーム(軟膏)
- コロン(香水)
基本の使い方は12ありますが、もうちょっと大きく分けると2つになります。
- 香りを楽しむ
- 皮膚(肌)につけて楽しむ
の2つです。
厳密にいえば、②皮膚(肌)につけて楽しむときは「香り」も楽しめます。
ですが、エッセンシャルオイル(精油)を皮膚(肌)につけるときにはキャリアオイルなどで希釈をしないと刺激が強すぎます。
希釈をするとエッセンシャルオイル(精油)の香りを弱くなりやすいので、この記事では2つにわけた楽しみ方としてご紹介しています。
①香りを楽しむ(芳香浴)
香りを楽しむ方法はとてもシンプルです。
生活にとり入れやすいと思うなあ
芳香浴はエッセンシャルオイル(精油)を空気中に拡散させて香りを楽しむ方法です。
「ふわっ」っとした香りはこころやからだのバランスを整えてくれるでしょう。
方法はいくつかありますので、順にご紹介します。
ティッシュペーパー・コットンを使う
ティッシュペーパーやコットンを利用する方法は、アロマテラピーを生活にとり入れる中で最もカンタンな方法の1つです。
ティッシュペーパーやコットンにエッセンシャルオイル(精油)を数滴たらして机の上や棚の上に置いておくだけで、あなたの周りが香りに包まれます。
もちろんハンカチでも大丈夫です。
ですが、エッセンシャルオイル(精油)はすべてが無色透明のオイルではありません。
エッセンシャルオイル(精油)によっては濃い色のものもあります。
エッセンシャルオイルは水に溶けにくい性質をもっているので、生地に染み込んでしまっていると洗ってもキレイに落ちないことがあります。
大事なハンカチなどにエッセンシャルオイル(精油)をつけてしまうのはちょっともったいない気がするので、使い捨てのティッシュペーパーやコットンをおすすめします。
マグカップを使う
マグカップもティッシュやコットンと同様、お仕事のときにも使えるアロマテラピーの楽しみ方の1つです。
マグカップにお湯を注いで、そこに好きなエッセンシャルオイル(精油)を数滴たらすだけです。
熱めのお湯にエッセンシャルオイル(精油)をたらすと、蒸気で香りを拡散することができます。
ほわほわといい香りが漂います。
冬場なら乾燥対策にもなるのがいいですね。
洗っても香りが残りやすいからね
間違って飲んでしまわないように気をつけてくださいね!
スチーム(蒸気浴)を使う
スチーム(蒸気浴)もマグカップ同様、熱めのお湯を用意しましょう。
洗面器にお湯をはり、エッセンシャルオイル(精油)を垂らします。そうするとホカホカの香りつきの蒸気が出てきます。
タオルを軽くかぶり、洗面器から上がってくる蒸気を顔に当ててみましょう。
顔周りの血行が良くなりますし、皮膚(肌)に潤いを与えることもできます。血行が良くなることでリラックス効果も期待できます。
蒸気浴をするおときはクール系のエッセンシャルオイル(精油)を使えば、鼻づまりやのどのイガイガ感などをスッキリさせることもできます。
ディフューザーを使う
アロマディフューザーで拡散する方法です。
ティッシュやコットン、マグカップだと香りの範囲は自分の周りくらいですがディフューザーを使えば、もう少し広い範囲で香りを楽しむことができます。
香りの強さはコットンやティッシュと比べると多少弱くなります。
なんとなくいい香りを部屋中に拡げたければ、アロマディフューザーを使うのがおすすめです。
ディフューザーは安いものなら2,000円台からあります。
スプレーする
スプレーは持ち運びに便利な使い方です。
水道水ではなく、精製水を使いましょう。
精製水は水道水に含まれる不純物(塩素など)を取り除いた水です。
水道水は匂いがしやすいので、エッセンシャルオイル(精油)の香りとたたかってしまうことがあります。
②皮膚(肌)につけて作用・効果を得る
湿布する
タオルなどを大きめの布を使ってエッセンシャルオイル(精油)成分を含んだ湿布をつくることもできます。
湿布と言ってもバンテリンのような市販されているものではありません。
作るのもカンタンです。
- 洗面器などに熱めのお湯(冷水も可)を入れ、エッセンシャルオイル(精油)を垂らし、よく混ぜておきます。
- 熱めのお湯(または冷水)をタオルをたたんで染み込ませます。
- ギューッとしぼります。
- 熱めのお湯の場合は少し熱をとり、温めたい部位(もしくは冷やしたい部位)にしばらく置きます。
これだけです。カンタンでしょう?
温かい湿布と冷たい湿布のどっちにしたらいいか迷ったらどうすればいいの?
温かい湿布か冷たい湿布、たしかに迷うところですね。
一般的にですが、こんな風に分けるといいと言われています。
温かい湿布がおすすめ
- 肩凝り・首痛・腰痛など
- 生理痛
- 目の疲れ(眼精疲労)
など。
冷たい湿布がおすすめ
- 筋肉痛
- 日焼け
など。
あくまで一般論ですが、慢性のトラブルには温かい湿布を、急性の炎症やトラブルには冷たい湿布とおさえておきましょう。
お風呂(沐浴法)に入る
エッセンシャルオイル(精油)をお湯に入れて、香りを楽しみながらお風呂に入るのが沐浴法です。
スチーム(蒸気浴)と似た方法ですが、沐浴法ならエッセンシャルオイル(精油)を含む蒸気だけでなく、皮膚(肌)からも取り入れることができます。
沐浴法も「全身浴」と「半身浴」、「部分浴」と3つに分けられます。
「全身浴」
肩から首にかけてまでしっかりとお湯に浸かる方法。
リラックスしたければ、38度前後のぬるめのお湯でゆっくりと時間をかけて入りましょう。、
リフレッシュしたければ、41度前後の熱めのお湯に短時間で入るのがおすすめです。
「半身浴」
みぞおちのあたりまでお湯に浸かる方法です。
半身浴はぬるめのお湯にゆったりと時間をかけるのがいいでしょう。
むくみの解消や冷え性の改善効果も期待できますし、
心身がリラックスするので不眠症の改善に一役かってくれることもあります。
「部分浴」
手や足などからだの一部分を温めることで、からだ全体の血行が良くなります。
手浴・足浴・肘(ひじ)浴があります。
「全身浴」「半身浴」よりも時間もかからず準備もカンタンな方法です。
ケトルなどで熱湯をつくり、そこにエッセンシャルオイル(精油)を入れてから、熱すぎない適温になるまで冷水を加えていく方法がおすすめです。
マッサージする
エッセンシャルオイル(精油)をキャリアオイルになじませてマッサージをすれば、エッセンシャルオイル(精油)の成分を皮膚(肌)から浸透させることができます。
それぞれのエッセンシャルオイル(精油)のもつ作用によって得られるものは変わりますが、肩凝りや腰痛なども慢性的な痛みや、肌のトラブルの解消などにも役立てることができます。
アロママッサージをするときはこちらの記事の作用を参考にしてください。

クリーム(軟膏)を塗る
からだの乾燥しやすい部位(手・ひじ・ひざ等)には手作りのエッセンシャルオイル(精油)入りクリーム(軟膏)で保湿する方法もあります。
ただ、敏感肌の方は注意をしてください。
エッセンシャルオイル(精油)の成分が長時間、皮膚(肌)に触れる場合は、必ず事前にパッチテストを行いましょう。
リスクも知っておかないとね。

コロン(香水)をつける
エッセンシャルオイル(精油)を使えば、カンタンにオリジナル香水を作ることもできます。
方法は無水エタノールに好きなエッセンシャルオイル(精油)を入れるだけです。
ブレンドは奥が深いので、ここでは書ききれないのですが、まずはいろいろ試してみるのがおすすめです。
エッセンシャルオイル(精油)の使い方│番外編
エッセンシャルオイルの基本の使い方をここまでご紹介しました。
ここまではおうちや会社で簡単にアロマテラピーを楽しむ方法でしたが、ビジネスに活かす方法も実はあります。
たとえば、他の営業マンと差をつける方法。

その他にも、風邪を予防したり、朝スッキリと目覚める方法などもあります。
まとめ│エッセンシャルオイル(精油)使い方│基本+番外編アイディア
この記事では、エッセンシャルオイル(精油)の基本的な使い方とビジネスに活かす番外編のアイディアをご紹介しました。
エッセンシャルオイル(精油)は使い方のバリエーションがとても広く、使い方次第で可能性も拡がります。
まずは基本の使い方をあなたの好きなエッセンシャルオイル(精油)で試してみてくださいね!
エッセンシャルオイル(精油)についてはこちらの記事が参考になります。
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