無印良品のエッセンシャルオイル(精油)の品質はどうなの?安心して使っていいの?教えてほしいな。
という疑問にお応えします。
アロマ男子のたいが(@working_rev)です。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)は良心的な価格ですよね。
良心的な価格だからこそ買いやすい反面、「本当にこれ、大丈夫なの?」と心配になってしまうのかもしれません。
ちなみに、この記事を書くぼくはAEAJのアロマテラピー検定1級の資格保有者です。
資格保有者の視点で、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)を安心して使っていいのか検証していきます。
結論だけ先にお伝えすると、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)は安心して使えます。
もちろん肌に塗ってもOK。(※キャリアオイルなどで希釈すればの話です)
なぜ、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)が安心して使えると結論づけたのか書いていきます。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)が安心して使える理由がわかる
Contents
無印良品とは
「無印良品」を知らない方は、もしかしたらいないんじゃないか?というくらい認知度が高い。
これが無印良品だと思います。
無印良品で売っているのもの
我が家でも、さまざまなものを無印良品で購入しています。
- テーブル
- ベッド
- 棚
- インナー
- 靴下
- お菓子
- カレー etc…
でも、無印良品について理解していることって実はあまり多くないんですよね。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)が安心して使えるのか調べるために、あらためて無印良品について調べてみました。
無印良品のコンセプト
普段何気なく使っている無印良品について、あらためて知るために無印良品のホームページを見てみました。
ホームページを見ていると、無印良品の理念(コンセプト)のようなものを見つけました。
無印良品は衣服、生活雑貨、食品という幅広い品ぞろえからなる品質の良い商品として、
1980年に日本で生まれました。無印良品とは「しるしの無い良い品」という意味です。無印良品は今も変わらず、3つの原則を基本にしています。
1. 素材の選択
2. 工程の見直し
3. 包装の簡略化極めて合理的な生産工程から生まれた商品はとても簡潔です。
言わば「空っぽの器」のようなもの。単純であり空白であるからこそ、
あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性がそこに生まれます。引用:What is MUJI?
無印良品は
- 素材の選択
- 工程の見直し
- 包装の簡略化
を基本としているようです。
- 素材の選択 → エッセンシャルオイル(精油)の素材にもこだわりあり?
- 工程の見直し → 工程を見直してるから価格が据え置き?
- 包装の簡略化 → エッセンシャルオイル(精油)の包装もシンプル?
と、それぞれつながっているような気もします。
たとえば、紙の原料であるパルプを漂白するプロセスを省略すると、紙はうすいベージュ色になります。
無印良品はそれをパッケージ素材やラベルなどに用いました。結果として非常にピュアで新鮮な商品群が現れたのです。
演出過剰ぎみだった一般商品と好対照をなす商品群は、日本のみならず世界に衝撃を与え、大きな共感とともに受け入れられました。引用:What is MUJI?
たしかに、ちょっと良く捉えようとしすぎているかもしれません。
それでも無印良品で扱っている商品には並々ならぬこだわりがあって生み出されているということをホームページをみて改めて理解できました。
無印良品のエッセンシャルオイルはいつから販売されているの?
素材や工程に並々ならぬ試行錯誤を繰り返している無印良品がいつからエッセンシャルオイル(精油)を販売開始したのかというと…ブレンドエッセンシャルオイルの販売時のプレスリリースを見つけました。
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無印良品では、ブレンドエッセンシャルオイルを2009年8月27日(木)新発売します。
傷を薬草でなおしたり、緑の森でリフレッシュするように、わたしたちは
昔から植物のちからを活用してきました。植物の持つ「ナチュラルな香り」は、
心や体をいやしたり、元気にしてくれる効果があります。
その日の気分や、目的に合わせた香りをお楽しみください。出典:無印良品プレスリリース
これは無印良品がブレンドのエッセンシャルオイル(精油)の販売を始めたときのプレスリリースです。
パッケージの変更やブレンドオイル・シングルオイルの販売も変化がありました。
無印良品がエッセンシャルオイル(精油)の販売を始めて、少なくともすでに10年以上が経過しています。
人気の高さがうかがえますね。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)の品質を【資格保有者】が解説
ここから本題、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)が安心して使っていいものなのか?
調べてみたよ
エッセンシャルオイルを選ぶポイント【6つある】│安心して使うために
エッセンシャルオイル(精油)が安心して使えるかどうかを確かめるときは6つのポイントがあります。
最低限これをおさえているエッセンシャルオイル(精油)なら大丈夫
逆にこれをおさえていないと安心して使えないなあ
6つの項目というのがこちらです。
- 100%天然のオイルか確認する
- 化学合成された香料を使用していないか確認する
- 人工的に加工されていないか確認する
- 精油名・学名・原産地の記載があるか確認する
- 輸入元・製造元の記載があるか確認する
- 遮光性のガラス瓶に入っているか確認する
この6つが確認できれば、安心して使えるエッセンシャルオイル(精油)ということになります。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)は安心なのか?│【資格保有者】が徹底チェック!
では、先ほどの6つの項目をチェックしてみましょう。
商品のパッケージや店頭を見れば、わかることが多いです。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)のパッケージを見てみましょう。
手に取ったラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)のパッケージで確認できたのは、
- 精油名
- 学名
- 原産地
- 製造元(充填が該当)
- 遮光っぽいガラス瓶
パッケージだけでは確認できなかったので、安心してエッセンシャルオイル(精油)を使えるかどうかがわかりません。
こんなときはホームページから問い合わせをしてみましょう。
問い合わせをしようとすると…すでにいくつかの質問と答えがまとまっていました。
見てみましょう。
エッセンシャルオイルの保存方法を教えてくださいエッセンシャルオイルは日光による変質がおきやすいため、遮光ビンに入っております。
容器を移し替えないようお願い致します。
保管は、風通しのよい冷暗所で保存してください。
エッセンシャルオイルは揮発性が高く、引火しやすいので、蓋がしっかりとしまっているかを確認し、火気のそばでの保管は避けてください。
湿気にも弱いので、お風呂場など湿気の多い場所での保管はさけてください。引用:無印良品のホームページ お問い合せ※引用部分で黄色いマーカーを引いた部分が特に大事な部分
まだぜんぶが確認できたわけではありません。
他のお問い合わせも見てみます。
エッセンシャルオイルは純度100%ですか
エッセンシャルオイルは純度100%です。
ワインなどが産地や年度によって、味や香りが異なるのと同様に、エッセンシャルオイルも、同じ学名でも成分の詳細や香りもメーカーによって若干差異がございます。
弊社のエッセンシャルオイルは、信頼の置ける英国の精油取扱業者から輸入し、国内で容器に詰めて販売しております。
もちろんアロマテラピー用としてご使用いただけます。引用:無印良品のホームページ お問い合せ
※引用部分で黄色いマーカーを引いた部分が特に大事な部分
純度100%ということは、化学合成されておらず、人工的な原料も入っていないということです。
また、輸入元は「信頼の置ける英国の精油取扱業者」ということもわかりました。
「アロマテラピー用としてご使用いただけます」という文面から、皮膚(肌)への塗布なども想定されていることがわかります。
念には念を。他のお問い合わせも確認します。
エッセンシャルオイルのご使用上の注意について【エッセンシャルオイルのご使用上の注意】
・決して飲まないでください。
誤って飲んでしまった場合は、大量の水または牛乳を飲んですぐに医師へご相談ください。
・原液を直接肌につけないでください。
ベースオイルで希釈した場合でも、目や口のまわりや粘膜には使用しないでください。
誤って目に入ってしまった場合は、すぐに流水で洗い流し、専門医にご相談ください。
・子供やペットの手の届かないところに保管しましょう。
・妊婦・乳幼児の使用には特に注意が必要です。
6歳以下の乳幼児にはできるかぎり使用を避け、妊娠中の場合は医師およびアロマテラピーの
専門家に使用できるオイルを確認してください。
・初めて無印良品のエッセンシャルオイルを使用する場合には、
使用するオイルごとにパッチテストを行ってください。
人によってはアレルギー反応が出てしまう場合があります。パッチテストは主に、ベースオ
イルで希釈しアロマトリートメントオイルとして使用する場合や、アロマバスなど肌に直接
触れる方法でエッセンシャルオイルを使用する場合に行います。引用:無印良品のホームページ お問い合せ
※引用部分で黄色いマーカーを引いた部分が特に大事な部分
希釈した場合の注意点やパッチテストについても記載がありました。
皮膚(肌)に使うことを想定されているエッセンシャルオイル(精油)ということがわかりますね。
6つのチェックポイントぜんぶが確認できたので、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)は安心して使っていいと結論が出せました。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)の外観と内容物
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)が安心して使えることがわかりましたので、中身を確認してみたいと思います。
シンプルな外装にエッセンシャルオイルと紙のようなものがコンパクトにまとまっていますね。
では、内容物を見ていきましょう。
エッセンシャルオイルの外観
無印良品のエッセンシャルオイルは3つの部品で成り立っています。
- 遮光ビン
- アルミキャップ
- ドロッパー
です。
遮光ビン
無印良品のエッセンシャルオイルの遮光ビンは画像にもある通り「緑色」です。
遮光ビンには3つの種類があります。
「茶色」「緑色」「青色」です。
それぞれの色で遮光度が違いがあり、もっとも遮光度が高いのは「茶色」で薬品などに使われることが多いです。
次いで遮光度が高いのが「緑色」、そして「青色」と遮光度が下がってきます。
もちろん遮光度が低いからと言って中身のエッセンシャルオイル(精油)の品質がすぐに下がってしまうわけではありませんので、ご安心くださいね。
「茶色」も「青色」もなんだか無印良品っぽくないからね…
アルミのフタ
エッセンシャルオイル(精油)のフタはプラスチックかアルミのどちらかであることが多いです。
無印良品のエッセンシャルオイルのキャップはアルミでした。
プラスチックに比べて、アルミは空気を通しにくいので、中のエッセンシャルオイルの酸化を多少防ぐことが可能です。
プラスチックのフタだと中のエッセンシャルオイルの品質が著しく劣化してしまうわけではありませんが、長期的にみるとアルミのフタの方が本来の香りを長く保つことができるはずです。
ドロッパー
無印良品のエッセンシャルオイルのドロッパーはプラスチックでできています。
このドロッパーはエッセンシャルオイル(精油)をつかうときに、1滴が0.05mlになるように調整してくれます。
エッセンシャルオイル(精油)をたらすとき、なかなかでてこなくてやきもきしてしまったり、詰まってるのかな?と思ってビンを振ってしまったりすることもあるかもしれません。
ですがエッセンシャルオイル(精油)は1~2滴の少量でじゅうぶんなものなので、大量にドボドボ出てしまわないように工夫がなされています。
エッセンシャルオイル(精油)がチョコンっと出てくるところを見ているのも楽しいので、ちょっとだけ気分を落ち着けながら待ってくださいね。
同梱されている紙
エッセンシャルオイルと一緒に、小さく折りたたまれた紙が入っています。
この紙、何が書いてあるのでしょう…
小さなケースに入るくらい折りたたまれていたのに、ひろげてみるとかなり大きいです。
A3くらいのサイズでした。
この紙はエッセンシャルオイル(精油)の取扱説明書で、日本語表記のほかに英語と中国語で記載があります。
二度ときれいにおさまらないんだ
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)の品ぞろえ
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)はラインナップも豊富です。
ブレンドオイルとシングル(単一)オイルの2種類に分かれていました。
【シングル(単一)】無印良品のエッセンシャルオイル(精油)
これがシングル(単一)のエッセンシャルオイル(精油)のラインナップです。
【ブレンド】無印良品のエッセンシャルオイル(精油)
ブレンドのエッセンシャルオイル(精油)も細かく分かれています。
- くつろぎ
- おやすみ
- おでかけ
- ただいま
- はじまり
- すっきり
- じっくり
- おもてなし
- ひといき
- ローズ入りブレンド
- ネロリ入りブレンド
- カモマイル入りブレンド
- サンダルウッド入りブレンド
- ジャスミン入りブレンド
- クリア
- シトラス
- ハーバル
- スウィート
無印良品でエッセンシャルオイルを購入するときの注意点
無印良品の店頭でエッセンシャルオイルを購入するとき、注意しなければならないことがあります。
エッセンシャルオイルの「香り」を確認するなら遮光瓶に印字されている表記を必ず見てださい。
エッセンシャルオイルを購入するときはいくつかの香りを試す方がほとんどです。
そのときにキャップを付け替えてしまうことがあるようです……。
こんな感じです。
- キャップには「JAPANESE CYPRESS」
- ボトルには「ゆず」
となっています。
無印良品でいくつものエッセンシャルオイルを試していると、キャップとボトルのセットを間違えてしまうことがあるようです…。
香りを試すときはボトルの表記を確認することをおすすめします。
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)を購入するならLOHACO(ロハコ)がおすすめ
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)が安心してアロマテラピーに使えること、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)の種類がわかりました。
購入するならお得な方がいいですよね。
実は無印良品の商品は実店舗や無印良品のネットストアよりお得に買う方法があります。
ポイントをまとめたんだ
見てほしい
無印良品のエッセンシャルオイル(精油)を
買うならLOHACO(ロハコ)
- 【安い】3,240円以上で配送料無料
- 【速い】最短当日配送
- 【お得】Tポイントが貯まる・使える
- 【確実】間違えない・壊れない
まとめ│無印良品のエッセンシャルオイル(精油)は安心して使ってOK│【資格保有者が解説】
当記事では、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)がアロマテラピーに安心して使っていいのかについてまとめました。
店頭だけだとわかりにくい部分がありました。
ですが、無印良品のホームページやLOHACO(ロハコ)のサイトをあわせてチェックすることで、無印良品のエッセンシャルオイル(精油)は安心して使えるものだとわかりました。
今回は無印良品のエッセンシャルオイル(精油)が安心なものか確かめましたが、エッセンシャルオイル(精油)を販売するメーカーはほかにもあります。
ぜひ、今回の方法で、エッセンシャルオイル(精油)の安全性を確認したうえで利用してくださいね!
無印良品のポータブルアロマディフューザーを使えば、アロマテラピー生活がもっともっと楽しめるようになりますよ!

エッセンシャルオイル(精油)についてはこちらの記事が参考になります。

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