
初めてリーダーになったけど、どうやってチームを運営していこう。これまでのチームはなんだかうまく機能していないしなあ…どうやったら建て直せるかな。
という悩みにお応えします。
お疲れさまです。5人チームでリーダーをしています。複業リーマンのたいがです。
とはいえ、チームをもつのはやはり大変さもありますよね。
この記事では、初めてリーダーとして部下をマネジメントする方に向けて、またチーム運営がうまくいっていないという方に向けて、いいチームの作り方について書いていきます。
・理想のチーム作りの方法がわかる
・理想のチーム作りに向けてのアクションがわかる
Contents
いいチームを作るのは実は簡単!?
会社内での組織というのは、いろんな大きさがありますよね。
グループ、部、課、係など、大きいものから小さなものまであります。
「チーム」はまだ比較的小さい単位の組織に使われることが多いです。
会社の規模によってチームの概念も違いますが、
だいたい3人~10人程度がチームの人数としては一般的です。
小さな組織とはいえ、複数の人がお互いにかかわりあって仕事をしています。
人間関係は仕事のモチベーションに直結するものですので、リーダーのチームの運営の仕方しだいで成績は大きく変わってくるでしょう。
新しくリーダーになる方にとっては、リーダーになる本人も緊張だったりプレッシャーを感じたりするでしょうし、新しいリーダーが着任することによる周りからの期待もあります。
先ほど書きましたがチームは会社組織の中ではまだ小さい単位ですので、マネジメントする人数も少ないことが多いです。
人数が少ないということは、いいチームは作りやすいということです。
では、ここからいいチームを作る方法について4つのステップにわけて解説していきます。
①「いいチーム」の理想の状態をイメージする
この記事では、「いいチーム」とひとくくりに書いていますが、その「いい」という部分は人によってまったく違います。
あなたにとっての「いいチーム」とは、どんなチームでしょうか?
「いいチーム」の具体的な条件をあげて、イメージをしてみましょう。
たとえば…
- チーム一丸となって進んでいる状態
- とにかくワイワイ楽しい感じ
- メンバーがお互いに信頼しあっている雰囲気
- しっかりと連絡事項が伝わっていて「言った・言わない」が発生しない
- 風通しのいい意見の言い合える状態
- 働くメンバー同士がサポートしあえるようなチーム
いくつか「いいチーム」の具体的な例を書いてきました。
どれかひとつだけ!というわけではなく、
ひとつのチームにもいろいろな要素があります。
ですので、まずは「いいチーム」の要素になるようなものをできる限り考えてみましょう。
この「いい」は人によって違いますし、業界や企業、働く人によっても違います。
ですので、これが正解!というものは特にありません。
あなたがどんなチームを作っていきたいのか。
そんな風に気楽に考えてみてください。
これができたところで、2つめのステップに進んでいきます。
②理想の「いいチーム」を100点として、現状のチームの状態は何点か数値化する
①であなたの「いいチーム」を具体的にイメージをしてきました。
そのイメージを100点と仮定しましょう。
その100点に向かってチームを運営していけばいいのですが、今のチームは何点でしょうか?
それを数値化してみましょう。
そんなストイックな方は稀だと思いますが…もちろん0点でも大丈夫です。
改善できるアクションがたくさんあるというだけです。
たとえば、現状が60点と浮かんできたら、次のように考えてみてください。
とチームを見ていきます。
たとえばこんな風に思ったとしましょう。
このように今のチームの「できているところ」「達成できていること」など、現状のチームの「いいところ」をあげていってください。
③現状のチームから理想の「いいチーム」へ近づけていくためのアクションを考える
②で現状のチームが何点かを考えました。
現状のチームが60点だとしたら、改善すべきはあと40点の部分です。
このステップ③では改善していくためのアクションを考えていきます。
60点からから一気に100点を目指すわけではありません。
まずは60点から70点にするには、どんなことができるだろうか?という視点で考えてみましょう。
それができたら、70点から80点と順を追って改善していきます。
さあ、では、あなたの「いいチーム」の70点はどんなチームでしょうか?
たとえば、
こう考えたとします。
だとしたら、
あなたが思った「お互いの仕事をもう少しフォローできている」状態を作るにはどうしたらいいんだろう?と方法をイメージしてみてください。
- ミーティングなどで進捗を報告できるタイミングをつくろう。
- 毎月月末に業務量を見える化し、メンバー間の業務調整を行おう。
など
60点から70点に向けてできることが見つかるはずです。
こういったことトライ&エラーを繰り返していると、うまくいったこと・うまくいかなかったことが出てきます。
うまくいったことは、ステップ④に進みます。
うまくいかなかったことは、
- 改めて方法を変えてみる
- やめる
のどちらかです。
④「いいチーム」作りでうまくいったアクションは「決まりごと」にする
③でうまくいったことは、一緒に働くメンバーにも受け入れやすいものになるでしょう。
そこで、チーム作りをするための「決まりごと」としてガイドライン化していきます。
ルールとして「見える化」するのも1つの方法です。
ただ、ここで注意したいのは一緒に働くメンバーをがんじがらめにしてしまうような細かいルールやマニュアルでは逆効果になるということです。
あくまで、働きやすいチームを作るというスタンスでのガイドラインとしていきましょう。
まとめ│「いい」チームを作る方法
この記事では、あなたが「いい」と思う理想のチーム作るための方法について書いてきました。
ポイントは
- 理想の状態をイメージして100点と仮に定める
- 現在のチームの状態を確認して、この状態が何点かな?と数値化する
- ちょっと良くするなら、何する?と考える
- 実行する
この流れを作ることで、確実に「いいチーム」に変わっていきます。
ただ、ひとつ「いいチーム」を作るときの注意点があります。
それは
ということです。
あなたの「いいチーム」はあくまで、あなただけが思う「いいチーム」です。
独りよがりのチーム運営になってしまうと、確実に周りのモチベーションは下がります。
周りで一緒に働く人とコミュニケーションをとり、巻き込みながらひとつひとつ積み上げていきましょう。
そして、あなたのチームで働くみんなの理想の「いいチーム」を作っていってください!
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部下とのコミュニケーションに悩んだら、こちらの記事が参考になります。



仕事ばかりではいつか緊張の糸が切れてしまいます。おやすみも大切です。

